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2017年を振り返る(8)[サイエンス・テクノロジー] [年頭回顧]

 まず天文学関連では、宇宙終焉までのプロセスを詳しく解説した『宇宙に「終わり」はあるのか』(吉田伸夫)と、巨大ブラックホールの“直接撮像”に挑むプロジェクトを扱った『巨大ブラックホールの謎』(本間希樹)の二冊が印象に残っています。極端に長い時間、極端に強い重力、いずれも想像力を刺激されます。


2017年05月02日の日記
『宇宙に「終わり」はあるのか 最新宇宙論が描く、誕生から「10の100乗年」後まで』(吉田伸夫)
http://babahide.blog.so-net.ne.jp/2017-05-02

2017年05月18日の日記
『巨大ブラックホールの謎 宇宙最大の「時空の穴」に迫る』(本間希樹)
http://babahide.blog.so-net.ne.jp/2017-05-18


 物理学では、量子論にもとづく世界観を深堀りして解説してくれる、『時間とはなんだろう』(松浦壮)と『佐藤文隆先生の量子論』(佐藤文隆)の二冊に感銘を受けました。


2017年11月01日の日記
『時間とはなんだろう 最新物理学で探る「時」の正体』(松浦壮)
http://babahide.blog.so-net.ne.jp/2017-11-01

2017年10月18日の日記
『佐藤文隆先生の量子論 干渉実験・量子もつれ・解釈問題』(佐藤文隆)
http://babahide.blog.so-net.ne.jp/2017-10-18


 地学、気象学まわりでは、中川毅さんの二冊が衝撃的でした。7万年分の年縞が連続的に保存されている「奇跡の湖」こと水月湖に挑んだ記録『時を刻む湖』と、気候変動の歴史を見つめる『人類と気候の10万年史』です。お勧めです。


2017年01月11日の日記
『時を刻む湖 7万枚の地層に挑んだ科学者たち』(中川毅)
http://babahide.blog.so-net.ne.jp/2017-01-11

2017年04月17日の日記
『人類と気候の10万年史 過去に何が起きたのか、これから何が起こるのか』(中川毅)
http://babahide.blog.so-net.ne.jp/2017-04-17


 その他、スーパーカミオカンデによるニュートリノ振動の検出について解説した『ニュートリノで探る宇宙と素粒子』(梶田隆章)、ムーやアトランティスなど「沈んだ大陸」伝説の検証から始まって実在する第七大陸「ジーランディア」の解説へと進む『海に沈んだ大陸の謎』(佐野貴司)の二冊にはわくわくさせられました。


2017年03月02日の日記
『ニュートリノで探る宇宙と素粒子』(梶田隆章)
http://babahide.blog.so-net.ne.jp/2017-03-02

2017年09月05日の日記
『海に沈んだ大陸の謎 最新科学が解き明かす激動の地球史』(佐野貴司)
http://babahide.blog.so-net.ne.jp/2017-09-05


 生物学まわりでは、バイオロギングなどの技術を駆使することで判明した野生動物の意外な行動を紹介する『サボり上手な動物たち』(佐藤克文、森阪匡通)、マグロを産むサバの量産に挑む研究を紹介する『サバからマグロが産まれる!?』(吉崎悟朗)の二冊が面白かった。


2017年08月23日の日記
『サボり上手な動物たち』(佐藤克文、森阪匡通)
http://babahide.blog.so-net.ne.jp/2017-08-23

2017年03月01日の日記
『サバからマグロが産まれる!?』(吉崎悟朗)
http://babahide.blog.so-net.ne.jp/2017-03-01


 他にも、寄生生物の驚くべき生態をまとめた『したたかな寄生』(成田聡子)、生物進化史のなかでウイルスが果たしてきた役割を見つめる『ウイルスは生きている』(中屋敷均)の二冊には驚かされました。


2017年12月06日の日記
『したたかな寄生 脳と体を乗っ取る恐ろしくも美しい生き様』(成田聡子)
http://babahide.blog.so-net.ne.jp/2017-12-06

2017年03月07日の日記
『ウイルスは生きている』(中屋敷均)
http://babahide.blog.so-net.ne.jp/2017-03-07


 医学、生理学まわりでは、痛覚と嗅覚という慣れ親しんだ感覚に関する最新知見をまとめた『痛覚のふしぎ』(伊藤誠二)と『「香り」の科学』(平山令明)の二冊が参考になりました。


2017年05月17日の日記
『痛覚のふしぎ 脳で感知する痛みのメカニズム』(伊藤誠二)
http://babahide.blog.so-net.ne.jp/2017-05-17

2017年08月08日の日記
『「香り」の科学 匂いの正体からその効能まで』(平山令明)
http://babahide.blog.so-net.ne.jp/2017-08-08


 言語学、脳科学の分野では、子どもの「言い間違い」から言語の仕組みをかいま見る『ちいさい言語学者の冒険』(広瀬友紀)と、脳の働きに関する思い込みを覆してゆく『あなたの脳のはなし』(デイヴィッド・イーグルマン)の二冊を楽しく読みました。


2017年11月08日の日記
『ちいさい言語学者の冒険 子どもに学ぶことばの秘密』(広瀬友紀)
http://babahide.blog.so-net.ne.jp/2017-11-08

2017年10月04日の日記
『あなたの脳のはなし 神経科学者が解き明かす意識の謎』(デイヴィッド・イーグルマン、大田直子:翻訳)
http://babahide.blog.so-net.ne.jp/2017-10-04


 最後に、450の研究室、3000人の研究者、500人の事務職からなる巨大研究機関である理化学研究所そのものを取材した『理化学研究所』(山根一眞)が、様々な意味で刺激的な一冊でした。


2017年04月25日の日記
『理化学研究所 100年目の巨大研究機関』(山根一眞)
http://babahide.blog.so-net.ne.jp/2017-04-25



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2017年を振り返る(7)[教養・ノンフィクション] [年頭回顧]

 まず大きな感銘を受けたのは、森山至貴さんの『LGBTを読みとく』と内藤正典さんの『となりのイスラム』の二冊です。無知に基づく「善意の」差別や抑圧を、自分の中から、少しでも減らすために、学ぶということが本当に大切だということを思い知らされました。

2017年09月14日の日記
『LGBTを読みとく クィア・スタディーズ入門』(森山至貴)
http://babahide.blog.so-net.ne.jp/2017-09-14

2017年02月09日の日記
『となりのイスラム 世界の3人に1人がイスラム教徒になる時代』(内藤正典)
http://babahide.blog.so-net.ne.jp/2017-02-09


 他には、NHK教育番組『ピタゴラスイッチ』の監修でも知られる佐藤雅彦さんの『新しい分かり方』の変な感じや、頭木弘樹さんが編集した『絶望名人カフカの人生論』のネガティブパワー、高月園子さんが翻訳した『男子劣化社会』の居心地の悪さ、などが印象に残りました。


2017年11月07日の日記
『新しい分かり方』(佐藤雅彦)
http://babahide.blog.so-net.ne.jp/2017-11-07

2017年08月17日の日記
『絶望名人カフカの人生論』(フランツ・カフカ、頭木弘樹:編集、翻訳)
http://babahide.blog.so-net.ne.jp/2017-08-17

2017年08月24日の日記
『男子劣化社会』(フィリップ・ジンバルドー、ニキータ・クーロン、高月園子:翻訳)
http://babahide.blog.so-net.ne.jp/2017-08-24


 詩歌の教養としては、大岡信さんが子供のために書いた『星の林に月の船 声で楽しむ和歌・俳句』と、歌人の笹公人さんによる『ハナモゲラ和歌の誘惑』が強烈でした。半世紀以上いきてきて、あまりにも知らないことが多すぎる。


2017年09月26日の日記
『星の林に月の船 声で楽しむ和歌・俳句』(大岡信:編)
http://babahide.blog.so-net.ne.jp/2017-09-26

2017年06月21日の日記
『ハナモゲラ和歌の誘惑』(笹公人)
http://babahide.blog.so-net.ne.jp/2017-06-21


 美術では、まずは三色刷りで描かれた動植物のイラストが美しい『イルミネイチャー』、何でボクの妹にでも描けるような絵が高値で売られているの?というみんなの素朴な疑問に答えてくれる『美術ってなあに?』、がお気に入り。

 個人作品集としては、待望の『石黒亜矢子作品集』と、林美登利さんの人形写真集第二弾『Night Comers ~ 夜の子供たち』が話題になった年でした。


2017年06月19日の日記
『イルミネイチャー』(カルノフスキー:絵、レイチェル・ウィリアムズ:文、小林美幸:翻訳)
http://babahide.blog.so-net.ne.jp/2017-06-19

2017年10月17日の日記
『美術ってなあに?』(スージー・ホッジ、小林美幸:翻訳)
http://babahide.blog.so-net.ne.jp/2017-10-17

2017年06月20日の日記
『石黒亜矢子作品集』(石黒亜矢子)
http://babahide.blog.so-net.ne.jp/2017-06-20

2017年11月13日の日記
林美登利 人形作品集 Night Comers ~ 夜の子供たち』(林美登利、石神茉莉、田中流)
http://babahide.blog.so-net.ne.jp/2017-11-13



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2017年を振り返る(6)[随筆・紀行・ルポ] [年頭回顧]

 研究者のフィールドワークを描いた前野ウルド浩太郎さんの『バッタを倒しにアフリカへ』と、川上和人さんの『鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。』の二冊が、とにかく若い人が読めば人生観変わるレベルの面白さ。


2017年06月22日の日記
『バッタを倒しにアフリカへ』(前野ウルド浩太郎)
http://babahide.blog.so-net.ne.jp/2017-06-22

2017年09月20日の日記
『鳥類学者だからって、鳥が好きだと思うなよ。』(川上和人)
http://babahide.blog.so-net.ne.jp/2017-09-20


 人生観が変わるといえば、美奈子アルケトビ(はなもも)さんの『Life in the Desert 砂漠に棲む』もそう。著者は、NHK教育「岩合光昭の世界ネコ歩き アラブ首長国連邦」の冒頭に出てくるあの方です。


2017年05月25日の日記
『Life in the Desert 砂漠に棲む』(美奈子アルケトビ)
http://babahide.blog.so-net.ne.jp/2017-05-25


 作風も興味関心も大きく異なる作家夫婦が互いに本を薦めあう、という企画で夫婦仲が危機に陥る『読書で離婚を考えた。』も面白かった。


2017年08月16日の日記
『読書で離婚を考えた。』(円城塔、田辺青蛙)
http://babahide.blog.so-net.ne.jp/2017-08-16


 他には、津村記久子さん、穂村弘さん、それぞれのエッセイ集が安定の面白さ。


2017年04月26日の日記
『まぬけなこよみ』(津村記久子)
http://babahide.blog.so-net.ne.jp/2017-04-26

2017年04月05日の日記
『大阪的』(津村記久子、江弘毅)
http://babahide.blog.so-net.ne.jp/2017-04-05

2017年02月23日の日記
『鳥肌が』(穂村弘)
http://babahide.blog.so-net.ne.jp/2017-02-23

2017年04月19日の日記
『野良猫を尊敬した日』(穂村弘)
http://babahide.blog.so-net.ne.jp/2017-04-19


 怪談、オカルトまわりでは、まずは山岳奇譚の聞き取りを集めた『山怪』の続篇、『山怪 弐 山人が語る不思議な話』(田中康弘)が魅力的でした。UFOを「懐かし昭和ネタ」として扱う『UFOにあいたかった 三島由紀夫から吉田類まで』、そして著名なUFO事件をまとめるASIOS印の教科書『UFO事件クロニクル』が印象に残っています。


2017年06月15日の日記
『山怪 弐 山人が語る不思議な話』(田中康弘)
http://babahide.blog.so-net.ne.jp/2017-06-15

2017年12月20日の日記
『UFOにあいたかった 三島由紀夫から吉田類まで』(朝日新聞、小泉信一)
http://babahide.blog.so-net.ne.jp/2017-12-20

2017年09月07日の日記
『UFO事件クロニクル』(ASIOS)
http://babahide.blog.so-net.ne.jp/2017-09-07



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2017年を振り返る(5)[詩歌] [年頭回顧]

 2017年は、河野聡子さんの新作『地上で起きた出来事はぜんぶここからみている』が出版された年でした。内容はもとよりデザインも素晴らしく、そのデザインを担当した「いぬのせなか座」の叢書第一弾『灰と家』(鈴木一平)も急いで買いました。


2017年07月19日の日記
『地上で起きた出来事はぜんぶここからみている』(河野聡子)
http://babahide.blog.so-net.ne.jp/2017-07-19

2017年09月21日の日記
『灰と家』(鈴木一平)
http://babahide.blog.so-net.ne.jp/2017-09-21


 旅と生活について切実につづった三角みづ紀さんの『とりとめなく庭が』、色彩豊かな風景が目に浮かぶような井坂洋子さんの『七月のひと房』、標題は短歌で目次は歌集だけど全体としては詩集というたくらみが見事な効果をあげているカニエ・ナハさんの『IC』などから、強い感銘を受けました。

 カニエ・ナハさんは装幀というか凝りまくり手作りブックデザインでも活躍しておられ、ポエケットや文学フリマでその作品を入手できたのも嬉しい。


2017年10月11日の日記
『とりとめなく庭が』(三角みづ紀)
http://babahide.blog.so-net.ne.jp/2017-10-11

2017年02月16日の日記
『七月のひと房』(井坂洋子)
http://babahide.blog.so-net.ne.jp/2017-02-16

2017年12月13日の日記
『IC』(カニエ・ナハ)
http://babahide.blog.so-net.ne.jp/2017-12-13

2017年05月10日の日記
『玉繭の間取り』(中家菜津子、装幀:カニエ・ナハ)
http://babahide.blog.so-net.ne.jp/2017-05-10

2017年07月12日の日記
『おばけ詩篇』(暁方ミセイ、装幀:カニエ・ナハ)
http://babahide.blog.so-net.ne.jp/2017-07-12


 怖い詩集としては、小松郁子さんの『消える村』と『三匹のとけだした犬』が極上の怪談のようで、まじで夜中に困りました。また記憶の凄みという点では、財部鳥子さんの『氷菓とカンタータ』がすくみ上がるような衝撃。


2017年05月30日の日記
『消える村』(小松郁子)
http://babahide.blog.so-net.ne.jp/2017-05-30

2017年06月29日の日記
『三匹のとけだした犬』(小松郁子)
http://babahide.blog.so-net.ne.jp/2017-06-29

2017年05月29日の日記
『氷菓とカンタータ』(財部鳥子)
http://babahide.blog.so-net.ne.jp/2017-05-29


 物語や民話の形やノリを巧みに使った詩集としては、伊藤浩子さんの『undefined』と、マーサ・ナカムラさんの『狸の匣』が印象に残りました。また小川三郎さんの『あかむらさき』における「奇妙な話」風の雰囲気も好みです。


2017年10月25日の日記
『undefined』(伊藤浩子)
http://babahide.blog.so-net.ne.jp/2017-10-25

2017年12月18日の日記
『狸の匣』(マーサ・ナカムラ)
http://babahide.blog.so-net.ne.jp/2017-12-18

2017年07月13日の日記
『あかむらさき』(小川三郎)
http://babahide.blog.so-net.ne.jp/2017-07-13


 詩集で猫やJK(女子高生)という題材を扱うのは結構リスキーではないかと思うのですが、松本秀文さんの『「猫」と云うトンネル』、尾久守侑さんの『国境とJK』は、そこに挑戦してくれました。


2017年12月14日の日記
『「猫」と云うトンネル』(松本秀文)
http://babahide.blog.so-net.ne.jp/2017-12-14

2017年03月13日の日記
『国境とJK』(尾久守侑)
http://babahide.blog.so-net.ne.jp/2017-03-13


 花山多佳子、花山周子、という母娘歌人の歌集を続けて読んで、それぞれが家族のことをよんだ歌を比べる、というやや悪趣味な楽しみ。


2017年08月21日の日記
『胡瓜草』(花山多佳子)
http://babahide.blog.so-net.ne.jp/2017-08-21

2017年08月22日の日記
『風とマルス』(花山周子)
http://babahide.blog.so-net.ne.jp/2017-08-22


 仕事や生活のことをよんだ、切実さあふれる歌集として、井上法子さんの『永遠でないほうの火』、仲田有里さんの『マヨネーズ』、原田彩加さんの『黄色いボート』、蒼井杏さんの『瀬戸際レモン』が印象に残りました。怒りと諦めが入り交じった現代の心象風景が刻まれています。


2017年01月25日の日記
『永遠でないほうの火』(井上法子)
http://babahide.blog.so-net.ne.jp/2017-01-25

2017年05月24日の日記
『マヨネーズ』(仲田有里)
http://babahide.blog.so-net.ne.jp/2017-05-24

2017年04月11日の日記
『黄色いボート』(原田彩加)
http://babahide.blog.so-net.ne.jp/2017-04-11

2017年01月16日の日記
『瀬戸際レモン』(蒼井杏)
http://babahide.blog.so-net.ne.jp/2017-01-16


 社会や自分に対する絶望や憤りをそれなりにユーモアでくるもうとしてちょっとこうシャレにならないことになってしまう歌集として、松木秀さんの『親切な郷愁』、永井祐さんの『日本の中でたのしく暮らす』、虫武一俊さんの『羽虫群』が、それぞれインパクトありました。


2017年03月22日の日記
『親切な郷愁』(松木秀)
http://babahide.blog.so-net.ne.jp/2017-03-22

2017年04月06日の日記
『日本の中でたのしく暮らす』(永井祐)
http://babahide.blog.so-net.ne.jp/2017-04-06

2017年01月18日の日記
『羽虫群』(虫武一俊)
http://babahide.blog.so-net.ne.jp/2017-01-18


 技巧的でたくらみのある歌集としては、斉藤斎藤さんの『渡辺のわたし』、谷川電話さんの『恋人不死身説』、倉阪鬼一郎さんの『世界の終わり/始まり』、奥村晃作さんの『造りの強い傘』が良かった。


2017年09月27日の日記
『渡辺のわたし』(斉藤斎藤)
http://babahide.blog.so-net.ne.jp/2017-09-27

2017年11月16日の日記
『恋人不死身説』(谷川電話)
http://babahide.blog.so-net.ne.jp/2017-11-16

2017年06月28日の日記
『世界の終わり/始まり』(倉阪鬼一郎)
http://babahide.blog.so-net.ne.jp/2017-06-28

2017年02月15日の日記
『造りの強い傘』(奥村晃作)
http://babahide.blog.so-net.ne.jp/2017-02-15


 しかしインパクトという点では、個人的に最も衝撃的だったのがしんくわさんのデビュー歌集しんくわでした。これはしんくわ。


2017年03月14日の日記
『しんくわ』(しんくわ)
http://babahide.blog.so-net.ne.jp/2017-03-14


 若手歌人の紹介本としては、『太陽の舟 新世紀青春歌人アンソロジー』と山田航さんの『桜前線開架宣言』が役に立ちました。特に『桜前線開架宣言』はお勧めです。


2017年03月08日の日記
『桜前線開架宣言』(山田航)
http://babahide.blog.so-net.ne.jp/2017-03-08

2017年04月20日の日記
『太陽の舟 新世紀青春歌人アンソロジー』
http://babahide.blog.so-net.ne.jp/2017-04-20


 句集は残念ながらあまり読んでいないのですが、小池正博さんの『転校生は蟻まみれ』が圧倒的に面白かった。また写真と俳句のコラボという異色句集として内田美紗さんの『鉄砲百合の射程距離』が衝撃的でした。あとは、倉阪鬼一郎の『怖い俳句』に続く俳句アンソロジー『猫俳句パラダイス』が素敵。猫いいよね。


2017年02月01日の日記
『転校生は蟻まみれ』(小池正博)
http://babahide.blog.so-net.ne.jp/2017-02-01

2017年12月21日の日記
『鉄砲百合の射程距離』(内田美紗:俳句、森山大道:写真、大竹昭子:編集)
http://babahide.blog.so-net.ne.jp/2017-12-21

2017年01月31日の日記
『猫俳句パラダイス』(倉阪鬼一郎)
http://babahide.blog.so-net.ne.jp/2017-01-31


 詩歌同人誌では、『モーアシビ』、『Down Beat』、『Aa』、それぞれのクオリティの高さに感銘を受けました。


2017年05月23日の日記
『モーアシビ 第33号』(白鳥信也:編集、川上亜紀・他)
http://babahide.blog.so-net.ne.jp/2017-05-23

2017年08月09日の日記
『Down Beat 10号』(柴田千晶:発行者代表)
http://babahide.blog.so-net.ne.jp/2017-08-09

2017年09月25日の日記
『Aa』(高塚謙太郎、鈴木一平、疋田龍乃介、瀬戸夏子、タケイ・リエ、他)
http://babahide.blog.so-net.ne.jp/2017-09-25



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2017年を振り返る(4)[SF・ミステリ] [年頭回顧]

 今、最もお気に入りのSF作家といえば上田早夕里さんと宮内悠介さんなんですが、2017年には両名ともSFとは言いにくい長篇を出してくれました。どれも傑作なので、むしろSFファンではない読者にお勧めします。


2017年12月19日の日記
『破滅の王』(上田早夕里)
http://babahide.blog.so-net.ne.jp/2017-12-19

2017年06月06日の日記
『あとは野となれ大和撫子』(宮内悠介)
http://babahide.blog.so-net.ne.jp/2017-06-06

2017年01月26日の日記
『カブールの園』(宮内悠介)
http://babahide.blog.so-net.ne.jp/2017-01-26


 SFど直球である藤井太洋さんの短篇集『公正的戦闘規範』、月村了衛さんの人気シリーズ最新作『機龍警察 狼眼殺手』、そして「ストルガツキー兄弟+ネットロア怪談」という大業『裏世界ピクニック』を軽やかにキメてみせた宮澤伊織さん、いずれも大いに楽しみました。


2017年11月06日の日記
『公正的戦闘規範』(藤井太洋)
http://babahide.blog.so-net.ne.jp/2017-11-06

2017年10月26日の日記
『機龍警察 狼眼殺手』(月村了衛)
http://babahide.blog.so-net.ne.jp/2017-10-26

2017年11月30日の日記
『裏世界ピクニック2 果ての浜辺のリゾートナイト』(宮澤伊織)
http://babahide.blog.so-net.ne.jp/2017-11-30

2017年03月23日の日記
『裏世界ピクニック ふたりの怪異探検ファイル』(宮澤伊織)
http://babahide.blog.so-net.ne.jp/2017-03-23


 SFアンソロジー花盛りというか、とにかく次から次へと出版されて全部は読みきれません。特にAIテーマが盛り上がった年でした。


2017年08月30日の日記
『行き先は特異点 年刊日本SF傑作選』(大森望、日下三蔵、藤井太洋、宮内悠介、上田早夕里)
http://babahide.blog.so-net.ne.jp/2017-08-30

2017年06月07日の日記
『誤解するカド ファーストコンタクトSF傑作選』(野﨑まど・大森望:編)
http://babahide.blog.so-net.ne.jp/2017-06-07

2017年05月11日の日記
『人工知能の見る夢は AIショートショート集』(宮内悠介、矢崎存美、田中啓文、林譲治、井上雅彦、堀晃、高井信、新井素子、高野史緒、かんべむさし、森下一仁、他)
http://babahide.blog.so-net.ne.jp/2017-05-11

2017年02月21日の日記
『AIと人類は共存できるか?』(早瀬耕、藤井太洋、長谷敏司、吉上亮、倉田タカシ、人工知能学会:編集 )
http://babahide.blog.so-net.ne.jp/2017-02-21

2017年01月23日の日記
『ヴィジョンズ』(宮内悠介、円城塔、神林長平、長谷敏司、他、大森望:編集)
http://babahide.blog.so-net.ne.jp/2017-01-23


 海外SFでは、何といってもケン・リュウの活躍が注目された年でした。『母の記憶に』はSF界を越えて大きな話題に。またSFマガジンでは実質「中華SF」の特集が組まれ、話題作『折りたたみ北京』もケン・リュウによる英訳からの重訳で掲載されました。中華SFの翻訳ブームが来るといいなあ。

 他には、「バラード+ラブクラフト」という異色作『時間のないホテル』(ウィル・ワイルズ)、スコルジーの人気スペースオペラ『老人と宇宙』シリーズ最新作、『テメレア戦記』のナオミ・ノヴィクによる王道的ファンタジー長篇『ドラゴンの塔』などが印象に残りました。


2017年09月06日の日記
『母の記憶に』(ケン・リュウ、古沢嘉通・幹遙子・市田泉:翻訳)
http://babahide.blog.so-net.ne.jp/2017-09-06

2017年09月28日の日記
『時間のないホテル』(ウィル・ワイルズ、茂木健:翻訳)
http://babahide.blog.so-net.ne.jp/2017-09-28

2017年05月31日の日記
『終わりなき戦火(老人と宇宙6)』(ジョン・スコルジー、内田昌之:翻訳)
http://babahide.blog.so-net.ne.jp/2017-05-31

2017年04月13日の日記
『ドラゴンの塔(下) 森の秘密』(ナオミ・ノヴィク、那波かおり:翻訳)
http://babahide.blog.so-net.ne.jp/2017-04-13

2017年04月12日の日記
『ドラゴンの塔(上) 魔女の娘』(ナオミ・ノヴィク、那波かおり:翻訳)
http://babahide.blog.so-net.ne.jp/2017-04-12


 古典の新訳・再紹介としては、ハーラン・エリスンの短篇集、バラードの短篇集、そして伊藤典夫さんが翻訳した海外SF短篇アンソロジーが、いずれも読みごたえがありました。バラード短編全集は全5巻とのことで、残りは今年読もうと思います。


2017年10月12日の日記
『J・G・バラード短編全集2 歌う彫刻』(J.G.バラード、柳下毅一郎:監修、浅倉久志他:翻訳)
http://babahide.blog.so-net.ne.jp/2017-10-12

2017年05月16日の日記
『J・G・バラード短編全集1 時の声』(J.G.バラード、柳下毅一郎:監修、浅倉久志他:翻訳)
http://babahide.blog.so-net.ne.jp/2017-05-16

2017年02月27日の日記
『死の鳥』(ハーラン・エリスン、伊藤典夫 :翻訳)
http://babahide.blog.so-net.ne.jp/2017-02-27

2017年01月17日の日記
『伊藤典夫翻訳SF傑作選 ボロゴーヴはミムジイ』(ヘンリー・カットナー、フリッツ・ライバー、フレデリック・ポール、他、伊藤典夫:翻訳)
http://babahide.blog.so-net.ne.jp/2017-01-17



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